電波プロダクトニュース
040401_07
ドライバーIC 日本プレシジョン・サーキッツ(NPC、東京都江東区福住2―4―3、五味佳文社長)は、携帯電話の液晶パネルバックライト用に、チャージポンプ方式の白色LEDドライバーIC「SM8131B」を開発、サンプル出荷を始めた。 新製品は6個の白色LEDを並列駆動でき、携帯電話のメイン、サブの2画面に対応した。しかも、約1.4秒ごとに全LED駆動電流値をモニターし、極力昇圧しないバイパスモードで動作するように制御する。バッテリーが白色LEDの順方向降下電圧を下回った場合のみ1.5倍昇圧する。 1倍/1.5倍の昇圧切替えは自動的に行う。とくに、双方切替え電圧にヒステリシス特性がなく、負荷変動などによる一時的な電圧低下では、約1.4秒後には最適な倍率となる。1.5倍昇圧時に比べ、バイパスモード(1倍)では電力効率を約30%向上できるという。 また、倍率判定制御とLED駆動電流制御は、接続されているすべてのLEDで行うため、バラスト抵抗なしで白色LEDの駆動電流ばらつきをプラスマイナス3%以内に抑え、輝度ばらつきを低減する。 端子設定により、6個分のLED駆動電流制御回路を任意の比率で2グループに分割でき、2線式シリアル入力制御により、グループごとのオン/オフや15段階の調光が可能。LED1個あたりの最大駆動電流値は外付け抵抗で設定する。 サンプル価格は300円で、月産100万個で量産する。 |
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