電波プロダクトニュース
040326_03
マイクロポンプ シナノケンシ(長野県小県郡丸子町、金子元昭社長)はパソコン用CPU向け水冷システム用マイクロポンプ=写真=を開発したことを明らかにした。「マイクロポンプとして電磁駆動ピストン方式を採用したのは世界で初めて」(金子八郎会長)だという。6月から量産体制に入る予定で「当面月産1万台を目指す」(精密電機事業部福井政隆事業部長)としている。 「マイクロポンプ」の特徴は静音化と小型軽量化を実現したこと。サイズは長さ46×幅40×高さ30ミリで重さは80グラム。水を入れるタンクを含めると従来の水冷ポンプの3分の2程度の大きさとなった。 ピストンタイプの宿命だった音は、電子式制御方式と弁の最適化をはかり、パソコン実装時20デシベルと静音化を達成した。また、自給が可能なため、水がない状態でもポンプ内から水を引き込むことが出来る。 同ポンプは発熱量の多い次世代のCPU「Prescott(プレスコット)」への採用も期待されており、台湾の散熱ベンダーなどへの販売を見込んでいる。当面は、デスクトップパソコン向けとして販売するが、さらに小型軽量化をはかり、ノートパソコン用など需要を拡大していく。 |
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