電波プロダクトニュース
040324_03
プリドライバーIC 新日本無線は、パソコンやサーバーの冷却ファンモーター向けに、2相半波モータープリドライバーIC「NJM2642」を開発、サンプル出荷を始めた。5月から月産50万個で量産に入る。サンプル価格は80円。 新製品は、温度可変速制御回路や過電流検出回路を構成するために必要なコンパレーター2個を内蔵した。出力回路は、矩形波を交互に出力するトーテムポール方式を採用し、効率のよいMOSFETを直接駆動できる。これまでのように、MOSFETを駆動するためのインターフェイス回路(トランジスターと抵抗で構成)も不要となり、部品点数を削減できる。 内蔵したコンパレーターは、これまで単体で販売してきたNJM2903相当で、外部回路の簡素化、省スペース化を可能とした。サーミスターの温度情報に基づき、周囲温度の変化によって、冷却ファンの回転数をコントロールできる。 モーターが何らかの原因でロックした場合の通電オン/オフ(充放電)比は、1対10にすることで、ロック時のIC発熱を抑えている。パッケージはSSOP16で供給する。 |
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