040324_02タイコアンプ

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日付		メーカー名	製品分類	分類	用途
3月24日	040324_02	タイコアンプ	その他の電子部品	その他

全自動端子圧着機販売で小寺電子製作所と提携。

　タイコ　エレクトロニクス　アンプ（川崎市高津区久本3―5―8、江部秀社長）と小寺電子製作所（岐阜市下奈良808―8、小寺博詞社長）はこのほど、全自動端子圧着機の販売について提携した。今後、タイコエレクトロニクスグループでは、グローバルな販売網を活用し、小寺電子製作所が開発・製造するマシンの国内外での積極的な販売を共同で推進する。特に、中国をはじめとする海外市場での最新機種の販売を強力に推進する方針で、小寺電子製作所がこのほど開発、今年5月以降の販売開始を予定する全自動高速端子圧着機「Ｃ５１１ＨＸ」は、中国市場で年間100台以上の販売を目指す。

タイコ　エレクトロニクス　アンプでは、小寺電子製作所のマシンに対して、圧着アプリケーターの品揃えなど技術的なバックアップも行い、端子、アプリケーターを含めた一体供給を行う。新製品のＣ５５１ＨＸは、通常の高速マシンが一時間当たり4000本程度の圧着を行うのに対し、1時間当たり1万本の超高速圧着が可能。同時に、プレス、アプリケーターの小型化により、従来機と比較してマシン全体の大幅なコンパクト化を達成している。価格は598万円。先頃、中国・上海で開催された見本市「エレクトロニカチャイナ＆プロダクトロニカチャイナ２００４」のタイコエレクトロニクスグループブースで同機の実演を行ったところ、国内外のユーザー（ハーネスメーカーなど）からの注文が殺到したという。

小寺電子製作所は、全自動端子圧着機では国内2位のシェア（推定）を持つ。今後は国内とともに、海外で大きくシェアを拡大していく方針。