電波プロダクトニュース
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NAND型フラッシュメモリー、中国市場向け携帯電話に本格採用。 イスラエルのストレージソリューション企業、Mシステムズ(M―Systems)は22日、自社のNAND型フラッシュメモリー「モバイルディスク・オン・チップG3フラッシュディスク」が、モトローラの中国市場向け携帯電話「A768」に本格採用されたと発表した。同機は今年初めから中国で販売されており、今後、他のアジア諸国でも発売予定だ。 このディスク・オン・チップ(DoC)G3の容量は64MB。モトローラのデュアルモード対応機「A768」に採用されており、中国では市場投入後売れ行きが好調という。 同機はJava技術のリナックスをベースとし、MシステムズのモバイルDoCG3により、MP3、デジタル画像を含む幅広いマルチメディアコンテンツの保存や再生が可能。動画も最大1時間まで保存・再生できる。中国語/英語の辞書機能や、中国語の手書き認識とスピーチ認識機能搭載。ワードのファイルなども作成可能で、プレゼンテーションに役立つという。 モトローラのパーソナルコミュニケーションズ部門、GSMハイエンドスマートフォンプロダクトグループ、製品ライン担当のサムエル・リー部長は「MシステムズのモバイルDoCG3は大容量のため、ユーザーは幅広い機能を楽しめる。小型で低価格、端末に導入しやすいという点でこのメモリーを選んだ」とコメントした。 Mシステムズのディスクオンチップ事業部門担当のデイビッド・トラブ副社長は「このメモリーは高機能のマルチメディアを携帯電話で提供可能にする。携帯電話メーカーとして世界有力企業のモトローラが、同社の最新製品を選んでくれてうれしい」と語った。 モバイルDoCG3は、高能力のNAND型オンボードマルチメディアメモリーソリューション。主にマルチメディアを可能とする携帯電話向けメモリーで、フラッシュ技術としては最先端の技術を提供している。高機能の携帯電話に導入され、OSやアプリケーションコードのほか、デジタル画像、ビデオのコンテンツ、ゲーム、音楽などのデータも保存できる。 Mシステムズは、主に急成長のデジタル家電市場で事業展開しており、USBフラッシュドライブ市場ではディスクオンキー製品、マルチメディア携帯電話市場ではモバイルDoC製品を提供。 |
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