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基板対電線用コネクター 
日本航空電子工業はこのほど、液晶テレビなどデジタルＴＶの内部配線用に、ＬＶＤＳ（低電圧差動伝送）対応の基板対電線用コネクター「ＦＩ―Ｅシリーズ」を開発、販売開始した。 サンプル価格は、基板側200円、ハーネス側200円。販売見込みは、14芯タイプが月間60万個、30芯タイプが月間30万個。 テレビなどの民生機器では、デジタル化の流れから、内部配線にＬＶＤＳ伝送を使用するケースが増えている。新製品は、ＬＶＤＳ伝送における電気的な考慮およびテレビ内装用としての機械的な考慮の双方を兼ね備えた、基板対電線用コネクター。 ブラインドメイトが可能になるよう、十分な誘い込みおよび強度を保持している。未嵌合防止および嵌合抜け防止のためのメカニカルロックを保有。 基板側の実装高さは3.2ミリメートルと低背設計。コンタクトピッチ1ミリメートル。ハーネス側は、圧着タイプとソルダータイプの双方を用意。圧着コンタクトは、ＦＩ―Ｘシリーズと共用。鉛フリー対応。 用途は、液晶テレビ、ＰＤＰ、リヤプロジェクションテレビなどのデジタルテレビ市場およびＬＶＤＳ伝送を内部配線に使う機器。 極数は、14および30極。定格電流ＡＣ、ＤＣ各1Ａ／1端子当たり。定格電圧ＡＣ、ＤＣ各200Ｖ／1端子当たり。接触抵抗40ｍΩ以下。絶縁抵抗100ＭΩ以上。使用温度マイナス40度―プラス80度Ｃ。寿命20回。耐電圧ＡＣ500Ｖｒｍｓ1分間。 |
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