電波プロダクトニュース
040304_06
アプリプロセッサー モトローラは、アプリケーションプロセッサー「i.MX」を中心とした日本におけるビジネスで、2005年にも100億円規模を目指す。 同社のアプリケーションプロセッサー「i.MX」は、PDAで多くの実績があったドラゴンボールの資産を受け継いだもので、ARM9CPUコアを搭載している。携帯電話向けプラットフォームとしてGPRS/UMTSベースバンドプロセッサーとトータルでのソリューションを提供している。 日本では、携帯電話以外のポータブルデジタル家電市場に注力する。「モバイルゲームやVoIPフォン、業務用POS端末、インターネット電話などの市場をねらう」(半導体セクターWMSGジャパンモバイルマーケティング初田晃一担当マネージャー)。PDAではすでにソニーのクリエ「PEG―TJ25」に搭載された。 ARM926EJ―Sコアを採用しMPEG4コーデックなど動画機能を強化した「i.MX21」は現在サンプル出荷中。0.13μmプロセスを採用し、動作周波数は400Mヘルツを実現している。04年中には90nm採用の「i.MX3」を投入する予定。 国内メーカーとの協業も活発化しており、富士通とは同社の指紋センサーとトータルの提供を行うことで提携し、供給を開始している。 そのほか国内での充実した開発環境を提供するため、Linuxベンダーのイーエルティー社との協業や50社以上のソフトウエア、開発環境を提供するメーカーと提携しビジネスの拡大を図る。 |
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