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DCブラシレスモーター 
特殊電装（東京都中央区銀座1―28―16、津屋和夫社長）は日本ケミコン、東海大学電子情報学部木村研究室と共同で小型電気自動車競技向けに高効率のブラシレスモーターを開発した。3月1日からサンプル出荷を開始する。 共同開発したのはアウターローター型のＤＣブラシレスモーター。ステータコアの材質にアモルファス磁性材を採用したのが大きな特徴。 従来は電磁マグネットのコア材に珪素鋼板が使用されていた。これを日本ケミコン製のアモルファスブロックコアに置き換えることで低損失化を実現。また、磁気回路の最適化、マグネットワイヤーの占積率向上などの改良により、変換効率93％の高効率を達成した。 さらに低トルクから高トルクまで幅広い範囲で90％以上の高効率を達成しており、従来品に対して、より幅広い運転領域での低電力消費を実現している。 定格電圧はＤＣ27Ｖ。定格出力は97Ｗ。回転速度は2700ｒ／分。定格電流は3.9Ａ。重量は1.75キログラム。 この製品は試作段階で2003年ワールド・エコノ・ムーブにおいて優勝した「なかよしＺＤＰ」チームの電気自動車「ミラクルでんちくん」に搭載され、その効率の高さが実証された。 |
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