電波プロダクトニュース
040227_01
300GB HDD 日立グローバルストレージテクノロジーズ(日立GST)は、業界最大容量300GBを実現した3.5インチのハードディスクドライブ「Ultrastar10k300」を発表した。 同製品は94Mビット/平方ミリの記録密度により1枚60GBのディスクを使用し、毎分1万25回の高速回転により内部データ転送速度は最大1075Mビット/秒。モーター軸受けは流体軸受けを採用している。 日立GSTシニアヴァイスプレジデントのビル・ヒーリー氏は発表会場で会見し、昨年の売上高はHDDメーカーの中で第2位の42億ドル、第4四半期には1億500万ドルの営業利益を達成して黒字転換したことを強調した。 同氏は事業取り組みについて「1、1.8、2.5、3.5とすべてのフォームファクターをカバーしている唯一の企業。日立製作所と連携したユビキタスHDDプロジェクトを推進しHDDによる情報家電の変革を促進する。従来どおりサーバー、PC向け製品にも力を注ぐ」と語った。 エレクトロニクス製品の生産国として発展している中国にも力を注いでおり、日立グローバルストレージテクノロジーズコンサルティング(上海)を設立して、年内に北京オフィス開設を計画している。 同氏は「業界最大容量のHDD開発が象徴するように技術開発が中心の企業。今回の製品はサーバー用だが、家庭で要求されているTB級の大容量製品にも技術は生かされる。技術で市場をリードしていく。Ultrastar10k300は第2四半期から量産出荷する」と計画を話した。 |
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