040224_03
MPEG-4用LSI 
東芝は、携帯電話などに搭載されるＭＰＥＧ―４動画像処理ＬＳＩ「モバイル・ターボシリーズ」として、３Ｄグラフィックス回路内蔵などにより、携帯電話でも据置型ゲーム機並みの高性能３Ｄを実現できる「ＴＣ３５２８５ＸＢＧ」を商品化、今年第２四半期にサンプル出荷する。サンプル価格は4,000円。第３四半期に量産を開始の予定。 新製品は、３Ｄ描画以外にも、200万画素カメラ用のＪＰＥＧ圧縮・伸張回路や高精細ＱＶＧＡ液晶の制御回路など、従来外付けだった回路を内蔵しており、高性能携帯電話に求められるマルチメディア機能を1チップで実現することができる。ＪＰＥＧコーデックは最大2メガピクセル（1632×1224画素）までの静止画撮影が対応可能。カメラインターフェイスは2台のカメラを直結できる。表示はＣＩＦサイズ（352×288画素）までのＬＣＤパネルに対応している。 また、0.13ミク ロンＤＲＡＭ混載プロセスの採用により、外付けメモリーが不要で、消費電力が170から230ｍＷ（125Ｍヘルツ動作時）と小さい。パッケージは、小型の12ミリメートル角を採用している。 主な用途は、デジタル映像ビューワ端末、ビデオ録画端末、テレビ電話端末など各種のモバイル用途。 |
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