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充電式ニッケル水素電池 
松下電器は、業界トップレベルの高容量（ｍｉｎ．2230ミリＡｈ、ｔｙｐ．2400ミリＡｈ）を実現した単３型充電式ニッケル水素電池「メタハイ２４００シリーズ」を4月1日から発売する。2本入り1,080円、4本入り1,940円。 新製品は、ユアサコーポレーションと共同で開発した新正極材料や新負極材料、最適電池設計などにより、同社従来品（メタハイ２１００シリーズ）比で容量を約14％アップ。これにより同社ニカド電池Ｐ―３ＮＰＳの約3.4倍長持ちし、デジタルカメラ（パナソニックＬＣ―４３）での撮影枚数は同社従来品に比べ約15％アップする。 また高容量に加え高出力・サイクル寿命・低温特性・保存特性・安全性といった総合信頼性を引き続き実現。電池設計を最適化することで急速充電性能も向上させている。 同社のニッケル水素電池は、メモリー効果の影響を非常に微小に抑えているため、通常の機器使用においては、サイクル寿命を短くするリフレッシュ（充電前の強制放電）が不要。リフレッシュにかかる時間も短縮できる。 市販用ニッケル水素電池は、高容量に加え、繰り返し充放電して使える経済的でエコロジーな特徴が評価され、近年急速に普及しているデジタルカメラ用電源を中心に、需要が急拡大している。03年度の国内需要は前年比23％増の1600万本、04年度には2000万本に達する見通し。現在の同社の国内シェアは30―35％程度と見られているが新製品の投入により4割まで引き上げる考えだ。 |
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