電波プロダクトニュース
040217_05
デュプレクサーと送信フィルター アジレント・テクノロジー(成松洋社長)は、米国のPCS帯CDMA携帯電話やデータ通信カード向けに、基板占有面積を従来品の3分の1にしたFBARデュプレクサー「ACMD―7401」、FBAR送信フィルター「ACPF―7002」の販売を始めた。今後、1年間でそれぞれ1000万個の販売を目指す。 デュプレクサーは、携帯電話などのアンテナから入出力される受信電波と、送信電波を内部で分離するための部品。送信フィルターは、CDMA携帯電話の送信部高周波回路に使い、受信機に影響を及ぼす周波数帯を抑える。同社はこれら部品のバンドパス・フィルターとして、誘電体を金属で挟み込んだ共振器「FBAR」を利用することで、小型・低コストを実現してきた。 新製品は、チップスケール・パッケージ技術「マイクロキャップ」を用いるとともに、モールデッド・オンチップボード(MCOB)実装した。これにより、ACMD―7401は、高さを1.4ミリ以下に抑え、実装面積を5ミリ角とした。同様に、ACPF―7002は、高さ1.0ミリ以下、実装面積は1.6×2.0ミリを実現した。サンプル価格はACMD―7401が490円、ACPF―7002が110円。 |
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