電波プロダクトニュース
040212_02
チョークコイル 村田製作所はノーマルモード、コモンモードの両モードの雑音端子電圧と放射雑音のノイズ対策ができるAC電源回路用ハイブリッドチョークコイル「PLY17シリーズ」を開発し、今月から月産100万個で量産を開始した。サンプル価格150円/個。 PLY17シリーズはAC電源回路の雑音端子電圧、放射雑音の両方のノイズ対策をPLY17シリーズ1個で行える。 これまで雑音端子電圧用には一般用コモンモードチョークコイルおよびノーマルモードチョークコイル、放射雑音用には高周波対応コモンモードチョークコイルが必要だった。 30Mヘルツ以上の高周波域のノイズ抑制効果を強化。24.5×22.5ミリ、高さ12.5ミリと小型、薄型で機器のAC電源回路の大幅な省スペース化、低コスト化を可能にした。 コモンモードインダクタンス1.0―9.3ミリHの範囲で10品種を品揃え。それぞれに標準タイプとノーマルモードインダクタンスを大きくした高性能タイプを取り揃えた。照明器具の制御回路(バラスト、インバーター)やオーディオ機器、フラットパネルディスプレイ、液晶プロジェクター、デジタル家電用の電源ユニット向けに供給する。 |
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