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最新商品をアピール、盛況だつたミツミ・ショウー。 
今年で14回目を迎えたミツミ電機グループの総合技術展「ミツミ・ショー２００４」が5、6日の両日、東京・西新宿のセンチュリーハイアット東京で開催された。出展総数は約500点。「夢が広がる、世界を変える！新たなトータルソリューション」をキャッチフレーズに、ミツミグループの研究開発成果が披露され、新製品（参考出品含む）の出品が254点を数えた。 また、今年は同社の創立50周年に当たることから、会場には50周年コーナーが設けられ、昭和29年の創立（三美電機製作所として東京都大田区雪谷に創立）から今日までの同社の歴史をパネルで紹介するとともに、昭和30年に開発され同社発展の礎となった第1号のポリバリコンなどが出品され、来場者の関心を集めていた。50周年記念セミナーでは、エレクトロニクス業界を代表する著名な6氏による計6本のセミナーが行われ、注目を集めた。 会場は、3市場別特設コーナー（モバイル、カーエレクトロニクス、ホームネットワーク、オフィス＆ホームネットワーク）と、製品別の8コーナー（要素、機構、高周波、半導体、光、磁気、電源、加工）を中心に構成され、研究開発や新製品の紹介のほか、環境に配慮した電子デバイスや、ユビキタス・ネットワーク社会における新しいデバイスソリューションを提案した。 モバイルコーナーでは、フレキシブルＥＬスイッチ、超小型ＶＧＡカメラモジュールやブルートゥースＬＴＣＣモジュール、デジタルチューナー、ＧＰＳアンテナ素子、白色ＬＥＤドライバー、インレット式ＡＣアダプターなど最新商品を紹介するとともに、スケルトン携帯電話やＰＤＡに最新デバイスを実際に実装し、動作展示を行った。 オフィス＆ホームネットワークコーナーでは、メディアコンバーター、ＶＰＮゲートウェイ、ＩＰセットトップボックス、ＡＩＴドライブ、サウンドトランスミッタ―、メディアドライブ、ブルートゥースマウス、ＣＡＴＶセットトップボックスなどを紹介し、ネットワーク製品を相互に接続して実際のデータを動画展示。オフィスのＰＣとホームＰＣを接続するＶＰＮゲートウェイや、30万画素ＣＭＯＳカメラ・マイク内蔵のインターネットカメラサーバー、ＣＡＴＶセットトップボックスなどによるデモが行われ、関心を集めていた。 カーエレクトロニクスコーナーでは、キーレスモジュールやドアミラー用モーター、パノラミックカメラモジュールを実装して動展示。体験コーナーでは、車載用パネルコントローラーを出品し、抜群の操作性を紹介した。 環境コーナーでは、環境マネジメントシステム、製品開発における環境配慮、化学物質管理、環境負荷削減など、同社グループの地球環境問題に対する取り組みを紹介。 また、50周年記念セミナーは、ソニーの鶴島克明業務執行役員専務による「技術の過去・現在・未来」、松下電器の大坪文雄代表取締役専務（パナソニックＡＶＣネットワークス社社長）による「パナソニックＡＶＣネットワークス社 成長戦略」、ＮＥＣの小林一彦執行役員専務による「ブロードバンド＆モバイルとユビキタス社会」、三洋電機の本間充執行役員モバイルエナジーカンパニー社長による「ユビキタス社会における電池とその役割」、インターネット戦略研究所の高橋徹代表取締役会長による「ＩＰｖ６が拓く次世代インターネット」、デンソーの加藤光治常務による「情報化時代のカーエレクトロニクス」の計6セミナーが開催され、人気を集めた。 |
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