電波プロダクトニュース
040210_03
トリマー 日本電産コパル電子はこのほど、密閉・表面実装型で環境対応を図った超小型表面実装型トリマー「ST―2シリーズ」の販売を開始した。サンプル価格は250円。生産計画は、当初月産5万個、2005年度には、月産20万個を目指す。 ST―2シリーズは、実装密度を大幅に高めた2ミリメートル角の製品で、表面積は、現行品で最小のST―32(3ミリメートル角)の60%を実現した。また、鉛フリー、カドミフリー対応の製品で、環境負荷物質の排除にも積極的に取り組んでいる。 同シリーズは、STシリーズの特徴でもある密閉・表面実装の利点を継承し、さらに小型化を推進したもの。さらに、ハンダ付け温度の高温化に対応するために高耐熱材料構造を採用しており、高温ハンダ(鉛フリーハンダ)にも対応している。 用途は、通信端末機器、エンコーダー・モーター、光電センサーなどの各種制御機器の高精度の調整など。 主な仕様は、公称抵抗範囲100Ω―1MΩ。全抵抗許容差プラスマイナス20%。定格電力は、0.1W(70度C)、0W(125度C)。使用温度範囲マイナス55度―プラス125度C。鉛フリー、カドミフリー対応。型式は、上面調整のA型(Jリード)とテーピング仕様のTA型の2種。 |
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