電波プロダクトニュース
040206_02
電解コンデンサー 日本ケミコンはこのほど、最新型CPU搭載のマザーボードに向けて、リード型導電性高分子アルミ固体電解コンデンサー「PSAシリーズ」の出荷を開始した。子会社の山形エレクトロニクスが月間1500万個の生産体制で供給していく。 この「PSAシリーズ」は今回の採用に対して導電性高分子材料の特性改善、低抵抗電極箔の採用などによって、新型CPUへの最適化を図っており、高周波領域において超低ESR化、大容量化を達成した。さらに構造などを見直すことによって低ESL化を実現している。 CPUは信号処理の高速化、低消費電力化のために高周波および低電圧、大電流化の技術傾向を強め、駆動するためのDC―DCコンバーターに使用する出力用コンデンサーでは低ESR、低ESL、さらには大容量化が強く求められるようになってきた。今回出荷を開始する「PSAシリーズ」はこのニーズに応えるもの。 サイズは8φ×11ミリメートル。2.5V定格で680μFをカバー。規定寿命は105度C2000時間。ESRは5ミリΩ(20度C、100k―300kヘルツ)。 |
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