電波プロダクトニュース
040128_01
新プロセッサー 米アナログ・デバイセズは27日、マルチメディア機器向けにマルチプロセッシング、750Mヘルツ処理を実現した新Blackfinプロセッサーを発表。現在サンプル出荷中で、2004年第2四半期から量産を開始する。 マルチプロセッシングを実現するデュアルコア搭載の「ADSP―BF561」は、コア当たり750Mヘルツで3000MMACs(100万積和演算/秒)を実現、高い処理能力と低消費電力を実現している。通常処理時の消費電力は450mWで、同様の消費電力であれば、シングルコアに比べ処理能力は43%向上する。328KBのオンチップメモリーを集積し、対称マルチプロセッシング(SMP)をフレキシブルに可能。 さらにシングルコアで750Mヘルツの性能を有する「ADSP―BF533」もあわせて発表した。 「ADSP―BF561」の価格は750Mヘルツが39.95ドル(1万個受注時の単価)、600Mヘルツが22.95ドル(同)、「同533」は750Mヘルツが31.95ドル(同)、600Mヘルツが15.95ドル(同)。 同社が近年注力する、Blckfinプロセッサーは、コンシューマー市場向けに米インテルと共同開発したマイクロ・シグナル・アーキテクチャー(MSA)に基づき32ビットのRISC命令と16ビットのデュアル積和演算(MAC)信号処理機能を組み合わせたもので、04年は8種の新製品を拡充するロードマップを示している。 |
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