電波プロダクトニュース
040127_04
スイッチIC サンケン電気は26日、給湯器や換気扇のDCファンモーター向けに、駆動用ハイサイドスイッチIC「SLA2110Mシリーズ」3機種を開発、2月から順次量産出荷を始めると発表した。当面月産1万個で量産をスタート、5月以降は同10万個に引き上げる。 新製品は、降圧型PAM制御のDCファンモーター駆動用高耐圧IC。同社はこれまで、カスタム対応で同ICの事業を展開してきたが、今回初めて標準品で品揃えを図った。 出力電流は3Aで、耐圧は250V品の「SLA2110M」(サンプル価格600円)、400V品の「SLA2111M」(同700円)、600V品の「SLA2112M」(同800円)の3機種。 家庭やオフィスで使われる給湯器、換気扇は静音化や効率向上の点で、ファンモーターにDCモーターを採用する動きが強まっている。特に、効率的で省エネ効果の高いPAM(パルス振幅変調)制御方式のDCモーターが注目されている。 新製品は、コントロールICと高耐圧MOSFETを、18ピンSLAパッケージに組み込んだ。従来に比べ、部品点数や実装面積を削減できる。コントロール電源電圧は15―30Vで、モーターユニット補助電源用レギュレーターや、モーターユニット停止時のスタンバイ機能、速度信号用バッファアンプなどを搭載している。 |
|
全新製品情報
|
一般電子部品:製品別リスト
|
|
電子デバイス:製品別リスト
|
電子デバイス:用途別リスト
|
|
ホームページへ戻る
|
次データへ
|