電波プロダクトニュース



040124_02
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
1月24日 040124_02 日本TI 半導体集積回路 ドライバー・コントローラ 音響・映像用

超広帯域電流帰還アンプ



 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、超広帯域電流帰還アンプ「OPA695」を発表した。現在、8ピンSOパッケージ品を供給中で、価格は195円(1000個受注時の単価)。 新製品は、高ゲイン動作において4300V/μs(ボルト/マイクロ秒)の高いスルーレートと450Mヘルツを超える帯域幅を持ち、IF(中間周波数)アンプ用途に低消費電力のソリューションを提供する。このためビデオ信号処理、ケーブルモデム、ワイヤレス通信、試験器などのアプリケーションに最適である。

また、単一電源(5V〜12V)で動作するため、既存のIFアンプと比較してより低消費電力でより高い出力IP(インターセプト・ポイント)特性が得られる。 さらにビデオ信号のラインドライバーで、一般的な低ゲイン動作では1.4Gヘルツの帯域幅と2500V/μsのスルーレートが得られ、高速のビデオ信号にも対応できる。  OPA695の電源電流は25度Cで精密にトリミングされ、12.9mAと低く設定されている。

このトリミングと広い温度範囲で無信号時消費電流の変動が小さいことから、周囲温度の変動に対してもシステムの消費電力を低く抑えることができる。  パッケージは、業界標準ピンアウトの8ピンSOパッケージのほかに6ピンSOT23パッケージがあり、2月から供給開始の予定。


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