電波プロダクトニュース
040116_05
SAWフィルター キンセキはこのほど、3機種のSAWフィルターを開発した。IF用としてCDMA向け「MSB55―183―001M0」、PHS向け「LSFB44―243―220K0」さらにはキーレス用「MSFB47―868―600K0」を販売する。いずれもセラミックパッケージで鉛フリー対応品。 CDMA用IF―SAWフィルターは周波数が183.6Mヘルツ。サイズは6×3.5×1.5ミリメートル。従来品と同等のフィルター特性を有しながら面積比60%の小型化を実現した。 PHS用SAWフィルターは周波数が243.95Mヘルツ。サイズが3.5ミリメートル角×1.3ミリメートル。従来品に比べて面積比85%の小型化を図った。フィルター特性およびインピーダンスマッチング性能は従来品と同等以上を確保した。 キーレス用SAWフィルターは欧州のリモートキーエントリーシステムRKE用。周波数が868.3Mヘルツ。受信機側フロントエンド部に使用されるため、同社独自の最適化設計で、低挿入損失および高帯域外減衰量を実現した。サイズは5ミリメートル角×1.5ミリメートル。 現在販売されている京セラ製RKE用SAW振動子と併せて、RKE用SAWデバイスのラインアップを充実させていく。 |
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