電波プロダクトニュース
040116_02
キャッシュDRAM 日立製作所 情報・通信グループはこのほど、世界最高水準のランダムアクセス時間8ナノ秒、データ転送速度4GB/秒を実現した144Mビット高性能キャッシュDRAM「HDL5KMシリーズ」を製品化、6月1日からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は、2万5,000円。 新製品は、同社のデバイス開発センターが開発した高速ロジック混載DRAMプロセス製造技術により、144Mビットの大容量メモリーを搭載しながらSRAM並みの高速動作を実現しており、これを採用することでSRAMで構成されているメモリーシステムを4―8倍に大容量化することができる。また、1ビット当たりの単価をSRAMの4分の1以下に低減でき、コンピューターやネットワーク機器の大幅なコストダウンを実現する。 さらに、同時に読み出し、または書き込みが可能なx86、x18ビットのデータ幅に加え、1または16のバンク数に対応している。そのため、高性能サーバーやネットワーク機器、画像処理システムにおいて、製品仕様に応じたデータビット幅やバンク数が選択可能なため、ユーザーニーズに柔軟に対応できる。 高性能サーバーのキャッシュメモリーやルーターまたはスイッチなどのネットワーク機器向けバッファメモリーやテーブルメモリーに使用することで、高性能化が可能になる。 パッケージは、SRAMと互換性のある標準BGAとなっている。 |
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