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SoC 
仏伊合弁の半導体メーカー、STマイクロエレクトロニクスは、機器メーカーにとってHDD搭載のDVDレコーダーの商品投入を迅速化するシステム・オン・チップ（SoC）「STm8000」のサンプル出荷を開始した。 8000は音声と画像を完全多重したシングルチップのコーデックで、完全機能のDVDレコーダー、DVR（デジタルビデオ・レコーダー）、その他の機能豊富なデジタル融合機器の商品化を容易に行う。これら機能にはアナログTVレコーディング、デジタル放送のサポート、タイムシフト、ディスクへのDVD映画への変換、メモリーカードの読み取り、DivXデコーディング、WMAデコーディング、DVDオーディオなどがある。 8000は現在、多くの家電メーカーがすべてのDVD記録方式へ適合できるかどうか評価中で、これらのフォーマットにはDVDプラスRW、DVD―RW、DVD―RAMが含まれる。 同社はまた、8000を使ったDVDレコーダー用基準設計を今年第1四半期をメドに出荷する。この基準設計を使うことで、機器メーカーは機能豊富なDVDレコーダーを最適な価格で迅速に市場投入することができる。 STマイクロはまた、デジタル平面TV用のプロセッサー「STV3550」の出荷をスタートさせた。パッケージ形状は208ピンのPQFP、0.18μのプロセス技術で製造される。 100Mヘルツで動作する32ビットMCU「ST20」を中心に構成のSTV3550は、最先端のデジタル画像の改善、ビデオ画質スケーリング、256色のビットマップOSD（オン・スクリーン表示）などの特徴を持つ。同社ではLCD TVやその他のすべてのディスプレイ （プラズマ、DLP、LCOS）用に適しているとしている。 |
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