電波プロダクトニュース
040114_01
レーザーダイオードモジュール NEC化合物デバイスはこのほど、DWDM(高密度波長分割多重)光通信システムを小型で経済的に実現できる波長モニター機能を内蔵した変調器集積型DFB(分布帰還)レーザーダイオードモジュールNX8560SJ、NX8567SA、NX8567SAM、NX8567SASの4シリーズを開発、14日からサンプル出荷を開始する。サンプル価格は25万円から。量産は4月を予定している。今後1年間で4シリーズ合計で約1万個の出荷を見込んでいる。 NX8560SJは、商用化されているものとしては最速の10ギガビット/秒の伝送速度を実現する。NX8567SA、同SAM、同SASシリーズは、2.5ギガビット/秒の伝送速度を実現する。 新製品は、国際的な幹線ネットワークや都市間を接続するメトロエリア・ネットワークで用いられるもの。波長に対して光透過率が変化するエタロンフィルターとフォトダイオードからなるモニター用光学システムを製品パッケージ内部に搭載することにより、微細な波長監視を可能とする波長モニター機能をレーザーダイオードモジュールに内蔵している。 これにより波長モニターモジュールを外部に用意する必要がなく、外付けの波長モニターモジュールを使用した場合に比べて信号光源部のコストを25%以上低減、また、筐体の外形を最大約3分の1に小型化することができ、経済的なDWDMシステムの構築が可能になる。 NX8560SJシリーズは、最大40キロメートル、NX8567SAシリーズは最大600キロメートル、同SAMシリーズは360キロメートル、同SASシリーズは240キロメートルまでの長距離伝送が可能である。 |
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