電波プロダクトニュース
040114_02
ホットスワップ・コントローラー 日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は13日、TIの最新の、0.7ミクロンプロセスSOI(シリコン・オン・インシュレーター)アナログ・プロセスを利用した業界で初めての電力制御/過電流制御の設定を可能にした高電圧ホットスワップ・コントローラー「TPS2490」と「TPS2491」を発表、量産出荷を開始した。価格は、1.70ドル(1000個受注時の単価)。 このコントローラーは、10ピンMSOPパッケージ(3×5ミリメートル)に内蔵され、高電圧システム設計を簡素化し、厳しい環境下でのMOSFET安全動作領域を保証する。 設定可能な電力制御機能は印加された電圧、電流、時間内を監視し、全動作領域外での外付け、FETの作動を制限する。電力制御モードでは、タイマー機能により作動時間を制限することもできる。動作電圧は9Vから80V(最高100V)と広い動作範囲を持つ。 TPS2490とTPS2491は、12V、24V、48Vのサーバー・バックプレーン、ストレージ・エリア・ネットワーク、(SAN)、医療システム、プラグイン・モジュールおよび無線基地局など、需要が高まりつつある高電圧分配電力システムなどでの使用に最適である。 |
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