電波プロダクトニュース
040109_07
電源アダプター サンケン電気は、製造子会社のサンケンインドネシアで、ノート型パソコン用アダプターを40%増産し、月産70万台体制とする。また、PDP/液晶テレビ用電源に参入し、本格量産に入る。これにより04年3月期のユニット事業売上高は、前年比13%増の280億円を見込む。 同社は、03年4月からスタートした中期経営計画の中で、アダプターやスイッチング電源を手がけるユニット部門の事業体質強化を目指してきた。 これまで、ノート型パソコン用アダプターは、出力容量60Wタイプを中心に生産してきたが、CPUの高速化に対応し、今年度下期から80W以上の大容量タイプの生産も始めた。しかも、社内の半導体部門との連携により、独自開発の専用ICと回路技術を融合することで、大容量化を実現しながら、小型化や待機時の電力ロスを低減し、商品競争力を高めた。 この結果、アダプターの受注が増え、生産能力をこれまでの月産50万台から、今年度下期は40%増強することにした。 売上高も02年度の56億円から、03年度は84億円の見込み。05年度には100億円規模を目指す。 また、スイッチング電源はこれまで、プリンターや複写機などOA機器向けを主体にしてきたが、新たにPDP/液晶テレビ用電源への本格参入、オーディオ向けスイッチングユニットの拡大など、民生機器向けの製品展開を強化する。これらの製品を、今後のユニット部門の主軸製品に育てていく方針。 |
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