電波プロダクトニュース
040109_02
Linux仕様開発プラットフォーム ルネサス テクノロジはこのほど、デジタル家電などの民生機器向けに、Linuxの機能強化と普及を推進している「CE Linuxフォーラム(CELF)」仕様対応のLinux OSを搭載した開発プラットフォームの試作品を開発、これを9日(現地時間)から米国ラスベガスで開催される「CE Linux Forum 2004」で展示、デモンストレーションを行う。 このプラットフォームは、同社の開発用ボード「RTS7751R2D」とCELFの仕様に対応したLinux OSで構成されている。マイクロプロセッサーは、同社の32ビットRISCマイコンSuperHファミリーのCPUコアSH―4を内蔵した「SH7751R」を搭載している。 また、開発ボードには米国シリコン・モーション社製の「SM501」を搭載、SH7751Rと組み合わせ、ビデオオーバーレイ表示、アルファブレンド、ZVポートによるビデオ入力、LCD/CRT表示コントローラー、USB(ホスト)などの各種機能を実現している。 CELF仕様対応のLinux OSは、CELFが公開している「Linux Source Tree」のコードをベースに、リネオソリューションがSH―4アーキテクチャーに対応するために開発してCELFに提供したパッチを適用している。 ルネサス テクノロジでは今後、CELF要求仕様に対応したソフトウエア、ハードウエアの整備を推進するとともに、次世代LinuxカーネルVer2・6に対応させ、ユーザー環境を充実させることにしている。 |
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