電波プロダクトニュース
040108_01
カラーフィルター 大日本印刷(DNP)は7日、今後大幅に需要拡大が見込まれている液晶テレビの画像を高画質化する新しいカラーフィルターを開発、量産を開始したと発表した。 今回開発に成功したカラーフィルターは、コントラスト、色特性、明るさなど、従来実現が困難とされていた多くの問題点を解消、このカラーフィルターを用いることで他の液晶パネルの構成部品を変えずに高画質な液晶テレビに適した画像表示が可能。 新カラーフィルターは、カラーフィルターに使用される色材の透明性を飛躍的に向上させ、明るさを大幅に向上させるとともに、画質のメリハリを示す指標となるコントラストを従来比3倍とした。 さらにカラーマッチング技術により、バックライトとの最適化を図るとともに、新開発の色材を使用することで従来のブラウン管テレビでも表現できなかったNTSC(カラーテレビの放送方式)比100%の色再現性を実現した。 同社では、このカラーフィルターを国内2工場、ACTI、台湾2工場のすべての製造拠点で生産できる体制を整え、液晶テレビ向けを中心に2004年度150億円の売上げを見込んでいる。 |
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