電波プロダクトニュース
020306_01
小容量インバーター向けSIP-IPMを発表。 三菱電機は五日、エアコンのファンモーター、冷蔵庫のコンプレッサー、食器洗い機などの小容量インバーター製品向けに小型・高性能・低雑音なSIP―IPM(インテリジェンスパワーモジュール)「PS216XX」を発表、3月15日からサンプル出荷を開始する。 新製品はインバーターを構成するIGBT、低損失FWDi、HVIC、LVICおよび絶縁構造を同社独自のトラスファーモールド技術(パッケージ用の熱硬化性樹脂を加圧して成形する)により一体化し、シングルインライン構成することで、実装面積が大型DIP―IPMの10分の1。またスイッチングスピードの最適化により雑音端子電圧を10デシベル以上低減している。 電源電圧は600V、コレクター電流3A。サンプル価格は1,000円。生産は月産10万個を予定。 エアコン・冷蔵庫・洗濯機などの家電製品でのインバーター化が進む中で、同社では既存の大型、小型のDIP(デュアルインラインパッケージ)―IPMが国内の同市場において約6割強のシェアを持つ。 「家電製品のインバーター化により、現在、福岡工場において昨年の倍以上の月産70万個を生産している。今回の製品は容量の小さい新市場を狙ったもの」(同社)。今後はワールドワイド展開を図り、特に東南アジア、中国市場をターゲットとしていく。また製品展開としては大容量のパッケージエアコンや産業用、自動車用などのラインアップを拡充していく。 |
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