電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
12月26日 191226_01 三菱電機 半導体複合部品 機能モジュール 一般民生用

低ノイズで電力損失40%を削減した白物家電インバータ駆動用パワー半導体モジュール


三菱電機のパワー半導体モジュール
「SLIMDIP-W」

 三菱電機は、白物家電のインバータを駆動するパワー半導体モジュール「SLIMDIP」シリーズの新製品として、低ノイズ化と高キャリア周波数駆動時の電力損失低減を実現した「SLIMDIP-W」を20年1月15日に発売する。サンプル価格は900円。

 同社は、スイッチング素子とその駆動・保護を行う制御ICを内蔵したトランスファモールド構造のインテリジェントパワー半導体モジュール「DIPIPM」を97年に製品化。これまでにエアコン・洗濯機・冷蔵庫などの白物家電や産業用モーターのインバータに多数採用されてきた。

 現在、節電と環境保護への意識の一層の高まりにより世界的にインバータ化が進む中、洗濯機市場においては、一般的にモーターの騒音低減が期待される高キャリア周波数駆動に対応した小型・軽量モジュールが求められている。

 新製品は、モーターの騒音低減に有効な高キャリア周波数駆動において最適なパフォーマンスを発揮する高速スイッチング仕様の薄厚構造RC-IGBTを搭載。スイッチングの電力損失を従来製品比で約40%低減。

 また、RC-IGBTへの低ノイズ化技術適用により、基板上のノイズ対策部品の削減が可能となり、インバータシステムの小型化・低コスト化に貢献する。さらに高圧側駆動用電源のGND端子を配置することで、インバータ基板上の高圧端子パターンを簡素化し、基板設計自由度の向上およびインバータシステムの小型化に貢献する。


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