191108_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月08日 |
191108_01 |
NXPセミコンダクターズ |
半導体複合部品 |
機能モジュール |
自動車機器用 |
フォルクスワーゲンGolf新モデルに採用されたRoadLINKV2X通信ソリューション
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NXPのRoad LINK V2X 通信ソリューション |
オランダのNXPセミコンダクターズは、フォルクスワーゲン「Golf」の新モデルに、人命を守るRoad LINK V2X通信ソリューションが採用された。
このほど発表された第8世代のGolfは、欧州初のV2X搭載量産モデルとして欧州とその他の地域の道路での新技術の展開に拍車をかけることになる。クルマのブランドの違いに関係なく、しかもセルラーインフラのサポートなしに、新技術はクルマの相互通信によって事故を防止できるようになる。
同社とフォルクスワーゲンは、高い信頼性と性能の実現とサイバーセキュリティとプライバシー保護に対応するV2X通信の標準化に向けて密接に協力してきた。
欧州におけるWi−FiベースのV2Xは、10年以上にわたってテストされてきた成熟した技術。現在、欧州の全長1000キロメートルの道路にWi-FiベースのV2X技術が既に導入されているが、19年末までにその全長が5000キロメートルに達する予定。様々な道路/交通条件での信頼性を確保するため、研究開発、試験、標準化が複数のサプライヤと自動車メーカーの強力なグローバル・エコシステムの下で進められてきた。
さらなるメリットとして、有料のセルラー・サービスと独立して利用可能なことが挙げられる。ほかの開発中のセルラーベースの技術もWi-FiベースのV2X通信を補完するものとして追加が可能だ。
V2X通信は先進運転支援システムとともに、クルマ同士の相互通信や交通インフラとの通信も行う自動運転車への移行過程で極めて重要な役割を果たす。ユニークな利点としては、クルマのブランドを問わずに高い堅ろう性、低いレイテンシ、リアルタイム通信の実現が挙げられる。
車車間、交通信号や道路標識などとの路車間、さらには自転車や歩行者などの他の道路利用者の認知と通信が可能。相互通信可能なクルマから周囲のセンサーデータに「タップイン」し、危険物の警告や事故防止を可能にする協調的な技術。
V2Xはレーダー、LiDAR、カメラなどのほかのADASセンシング技術を補完する。前方1マイル強と曲がり角の周囲を「可視化」し、障害物、危険物、道路状況に関する早期の警告が可能。対象物を「可視化」する能力を持ち、視界を通じてのみ得られる以上の情報を提供する。また、センシング能力は悪天候条件によっても左右されない。同社は量産で実証された、唯一の5.9ギガヘルツ V2Xシステム・ソリューションを提供している。
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