電線対基板用コネクタシステム「Micro-Lock Plus」のポッティング処理に対応した1.25ミリピッチの垂直ヘッダー

日本モレックスのポッティング処理対応 電線対基板用コネクタ

　日本モレックス（神奈川県大和市）は、小型と接続信頼性を両立した電線対基板用コネクタシステム「Micro-Lock Plus」に、ポッティング処理に対応した1.25ミリピッチの垂直ヘッダーを追加ラインアップした。ポッティング処理対応の電線対基板用コネクタとして業界最小クラスの製品となる。

　同社のMicro-Lock Plusファミリーは、コンパクト設計でありながら、ポジティブロック機構や堅ろうな金属製はんだタブ、およびデュアルコンタクト端子を備えることで確実な嵌合を実現し、高い接続信頼性を提供する。

　ポッティング対応品の極数展開は2-16（1列品）で、結露対策などでポッティング処理を施す基板に最適な製品で、ポッティング材がポジティブロック機能に侵入することを防ぐ設計が施されている。対応可能なポッティング面の高さは基板面から最大3.00ミリメートル。接点部分の端子においては、ノイズや途切れのない信号を実現するとともに、端子の耐久性と信頼性向上が図られている。

　Micro-Lock Plus 1.25ミリピッチ垂直ヘッダーの主な特徴は、クリック感で嵌合を確認できるポジティブロック機構。堅ろうな金属はんだタブにより、安定した基板保持力を確保。マイナス40からプラス105度の広い温度範囲で動作が可能。

　電動工具、ロボット、自動販売機、冷蔵庫、エアコンなど、様々なアプリケーションに適している。

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