191009_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
10月9日 |
191009_02 |
カイオニクス |
半導体素子 |
半導体センサー |
一般産業用 |
初のノイズフィルタリング機能を搭載した加速度センサー
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カイオニクスが開発した ノイズフィルタリング機能 内蔵加速度センサー |
ロームグループのカイオニクス社(ニューヨーク州イサカ市)は業界初のノイズフィルタリング機能を内蔵した加速度センサーを開発し、9月から月産能力10万個で量産を開始した。
産業機器のモーター解析など、マシンヘルスモニタリングやGPSと組み合わせた物流のトラッキング用、ウエアラブル機器、自動車スマートキーなどに供給する。サンプル価格1500円/個(税別き)。
最大周波数帯域4200ヘルツ、加速度範囲プラスマイナス2g-プラスマイナス16gを検知できる「KX132-1211」と同8500ヘルツ、プラスマイナス8g-プラスマイナス64gを検知できる「KX134-1211」の2品種を取りそろえた。ともに動作温度マイナス40-プラス105度。パッケージは12ピンの2×2×0.9ミリメートル。
マイコンのフィルタリング機能を代替する、独自の新機構アドバンスド データ パス(ADP)を搭載。センサーに内蔵したカスタマイズ可能な複数の周波数フィルタが、自由度の高いフィルタを構築することにより不必要なノイズ信号を除去し、必要信号だけを抽出する。それぞれのフィルタはオンとオフの切り替えができ、柔軟な運用ができる。
従来マイコンで行っていたセンサー信号のFFT(高速フーリエ変換)解析などからなる周波数解析や、ノイズフィルタリングの役割を加速度センサーで行えるようにした。マイコンの負荷を軽減でき、アプリケーションの消費電力低減、性能向上が図れる。
消費電流も低消費モード時0.67μAと従来の半分以下に抑えた。加速度検知時にスリープモードから自動起動するWake Up機能に、逆に加速度が一定期間検知されなかった場合にマイコンに対して省エネモードへの切り替えを促すBack to Sleep機能を新たに追加し、マイコン側の低消費電力化を実現した。
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