190930_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月30日 |
190930_01 |
日本電波工業 |
受動部品 |
発振子・共振子、振動子 |
通信インフラ用 |
1612サイズで業界最高の低位相雑音を実現した5G向け温度補償水晶発振器
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業界最高の低位相雑音を実現したTCXO |
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日本電波工業は、1.6×1.2×0.45ミリメートルサイズで業界最高のマイナス168dBc/ヘルツ・100キロヘルツ offsetの低位相雑音を実現した温度補償水晶発振器(TCXO)を開発した。10月からサンプル出荷、量産は20年3月に開始する。
次世代高速通信規格5Gなどのモバイル高速通信や、Wi−Fi6(IEEE 802・11ax)、SONET/SDHなどの高速化と大容量化における多値変調などの通信品質向上のために、ユーザーからさらなる低位相雑音特性を有した小型TCXOの要求が活発化すると予想されている。
通信装置における変調精度(信号の位相と振幅のずれ)は、装置で使用する基準信号源の位相雑音による影響が大きいため、発振器の選択と設計が重要となる。
また、位相雑音はRMS位相ジッタ(デジタル信号を伝送するときに波形に生じる時間軸のずれや揺らぎを指す)と密接に関係しており、位相雑音が優れた発振器の選択は、位相ジッタの改善に寄与する。
これらの要望に応えるため、同社の高い技術で育成された高Q値の人工水晶で水晶振動子の設計を最適化、発振回路の低雑音化と超小型向け製造ラインの構築により、業界最高となる低位相雑音特性の小型TCXOを開発した。
公称周波数26-52メガヘルツ、標準周波数26メガヘルツ、52メガヘルツ、電源電圧プラス1.8Vプラスマイナス5%、負荷インピーダンス10kΩ/10pF、動作温度範囲マイナス30-プラス85度、消費電流最大2.5mA/26メガヘルツ(Enable時)、最大4μA/26メガヘルツ(Disable時)、出力電圧最小0.8V、周波数温度特性最大プラスマイナス0.5×−610、長期周波数安定度最大プラスマイナス1.0×−610 /year(atプラス25度)。
高Q値 水晶振動子においては共振の鋭さの程度を表し、この値が大きい(高い)ほど振動が安定なことを意味する。
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