次世代データセンター向けバックプレーンコネクタ

STRADA Whisper R バックプレーンコネクタ

　タイコエレクトロニクスジャパン（川崎市高津区）は、次世代のデータセンターにおけるシステムアップグレードを容易に実現できる「ＳＴＲＡＤＡ　Ｗｈｉｓｐｅｒ　Ｒバックプレーンコネクタ」を発表した。

　フットプリントが新たに最適化されることによりクロストークを低減し、５６Ｇｂｐｓ　ＰＡＭ−４から１１２Ｇｂｐｓ　ＰＡＭー４へのアップグレードが実現する。

　ＳＴＲＡＤＡ　Ｗｈｉｓｐｅｒ　Ｒコネクタは、ＴＥコネクティビティの既存のＳＴＲＡＤＡ　Ｗｈｉｓｐｅｒコネクタと合致するインターフェイスを採用し、後方互換性を備え、卓越した電気性能を持っている。新たな設計と組み立て作業が完全に自動化されることにより、従来のＳＴＲＡＤＡ　Ｗｈｉｓｐｅｒより高いコスト効果を持っている。

　同コネクタは、従来のバックプレーンのアプリケーションに向けて４ペア構成で用意され、９２Ωの電気抵抗を備えている。そして９２Ωの電気抵抗を備えることにより、８５Ωと１００Ωの電気抵抗システムの要件を満たしている。

　昨今、データセンター、サーバー、ストレージ、ワイヤレスインフラなどのアプリケーションにおいてデータ通信の速度が高くなっており、より高性能のコネクタソリューションが求められている。

　市場が１１２Ｇｂｐｓを迎え入れる準備を整える一方で、同社はＳＴＲＡＤＡ　Ｗｈｉｓｐｅｒ　Ｒコネクタを、５６Ｇｂｐｓ　ＰＡＭ−４から１１２Ｇｂｐｓ　ＰＡＭ−４への移行を容易に行えるようにする、新しいフットプリントの設計を採用した費用対効果の高いバックプレーンソリューションとして紹介していく。

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