190910_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月10日 |
190910_02 |
京セラ |
接続部品 |
コネクタ・プラグ・ジャック・ソケット |
自動車機器用 |
狭ピッチフローティングコネクタのラインナップ拡充
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京セラの基板対基板コネクタ 「5655シリーズ」 |
京セラは、ミリ波レーダーや車載カメラなどの車載機器向けの狭ピッチフローティングコネクタのラインアップを拡充する。同社は、業界最低背クラスの嵌合高さ4mmを実現した高速伝送対応の0.5ミリピッチ基板対基板コネクタ「5655シリーズ」を製品化し、今月から順次サンプル出荷を開始する。年間20万個の販売を目指す。
近年、ADASやコネクテッドカーの開発・普及により、自動車のエレクトロニクス化が急速に進んでいる。加えて、国内でも公道での自動運転の実証実験が始まるなど、今後も自動車関連市場の拡大が期待されている。これらに伴い、車載機器においても高性能化の進展とともに、限られたスペースに搭載できるよう小型化のニーズが強くなっている。
5655シリーズは、嵌合高さ4mmの低背を実現した高速伝送対応のフローティング機構付きの基板対基板コネクタ。車載機器の小型化に貢献する。嵌合高さ4mmを最低背とし、7mmまでの高さバリエーションおよび極数の組み合わせによって幅広いラインアップを用意し、ユーザーの幅広いニーズに対応する。
2点接点構造による高い接触信頼性と、挿抜時の破損リスクを抑制する金具形状により高い堅ろう性を実現した。車両は歩行者を検知するミリ波レーダーやライダー、電子ミラー、カーナビ、ドライバーモニターカメラなど多くの機器に対応する。−40度から+125度までの自動車の厳しい温度環境への対応に加え、高速伝送規格「MIPI D―PHY(2.5Gbps)に準拠している。
端子は、挟み込み2点接点構造により、自動車の振動環境において高い信頼性を発揮する。定格電流0.7A/ピンに加え、オプションとして、高電流の電源ピン(3A/ピン)タイプも対応可能。生産は、自動車産業に特化した品質マネジメントシステム「IATF16949」に準拠した工場で製造を行う。RoHS指令対応品。
製品仕様は、計画対応極数は10―100極。極間隔は0.5mm。計画嵌合高さは4―7mm。フローティング量はXY方向に±0.5mm。インターフェイス規格はMIPI D―PHY。使用温度範囲−40―+125度。定格電流はDC0.7A/コンタクト、DC3A/パワーピン。定格電圧DC50V/コンタクト。耐電圧AC500V、1分間。材料は銅合金/耐熱樹脂。
用途は、車載機器(ミリ波レーダー、ライダー、電子ミラー、カーナビ、カメラなど)のほか、産業機器の内部基板接続など。サンプル参考価格は、嵌合高さ4mm・50極品で1セット500円(税別)。販売目標は、年間20万個。
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