電池寿命が10年以上、Wi-SUN JUTAに対応した無線通信モジュール

ix Industrial

SINAMICS S210

　ヒロセ電機は、同社のＩＥＣ規格準拠の小型コネクタ「ｉｘ　Ｉｎｄｕｓｔｒｉａｌ」（ＩＸ）が、独シーメンス社開発のサーボドライブシステムのエンコーダ接続部分に採用されたと発表した。

　ＩＸは、ＩＥＣ規格の認定を取得した産業機器向けＩ／Ｏコネクタ（ＩＥＣ６１０７６―３―１２４）。従来の産業機器接続の標準品と比較して大幅な小型化を実現、１０ｍｍピッチの並列実装が可能で、セットの大幅な省スペース化を図れる。

　小型ながら堅ろうな構造が特徴で、同社独自のシェル構造によりケーブルのこじりや衝撃、振動に強く５千回挿抜が可能。インダストリー４.０などＩＣＴ技術を活用した製造現場の効率化が進む中で、同コネクタは少ない組み立て部品点数と容易な結線工程が着目、評価され、今回シーメンスに採用された。

　ｉｘ　Ｉｎｄｕｓｔｒｉａｌの特徴は、ＩＥＣ６１０７６―３―１２４準拠、ＲＪ―４５と比較して体積を約７５％削減、１０ｍｍピッチの並列実装、同社独自のシェル設計により衝撃や振動に強く５千回挿抜が可能。高いＥＭＣ耐性を備え、Ｃａｔ．６Ａの高速イーサネット（１０Ｇｂｐｓ）に対応。用途は、産業機器、通信機器、医療機器など。

　量産中のバリエーションはキーバリエーションは２種類。レセプタクルは縦型ライトアングルレセプタクル、バーチカルレセプタクル。プラグは圧接結線プラグ、はんだ結線プラグ。今後は新バリエーションとして、新たにライトアングル低背タイプのレセプタクルのリリースを予定している。

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