190524_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月24日 |
190524_02 |
AGC |
表示デバイス |
液晶・プラズマ・CRT |
一般産業用 |
窓ガラスに透明ディスプレイを組み込む技術を開発
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電源オフ状態とオン状態の画面例 |
AGCは、窓ガラスに透明ディスプレイを組み込む技術を世界に先駆けて開発した。同技術によって、窓ガラスから見える風景に重ねて情報を表示することが可能になる。
同社は視認性に優れ、空間に浮かんだようなデザインが特徴の「infoverre(インフォベール)」を13年に開発し、ガラスに映像を表示するサイネージとして、ビル・空港・ショッピングモールなどに同製品を導入している。
今回、同社の持つ複層ガラス製造技術をインフォベールと組み合わせることにより、窓ガラスへ透明ディスプレイを組み込むことに成功した。電源を切っているときは通常の窓ガラスだが、電源を入れることで窓ガラスに映像が表示される。
同技術によって窓が情報を表示するプラットフォームとなり、風景に合わせて周辺の観光情報などのリアルタイムな表示が可能になる。今後は映像を表示させるだけでなく、窓を通して様々な情報を入手できるよう、タッチ機能などインタラクティブな機能を新たに追加する予定だ。
将来的にはこの技術を、観光名所・博物館・列車・バスなど様々な窓へ適用できるよう、実用化に向けた研究開発を進めていく。
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