190522_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月22日 |
190522_01 |
TDK |
変換部品 |
音響部品 |
自動車機器用 |
設置場所を選ばず音を出せる世界最薄クラスの圧電スピーカー
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TDKの圧電タイプ薄型スピーカ |
TDKは、設置場所を選ばず音を出せる世界最薄クラスの圧電スピーカ「PiezoListen」を開発した。6月からサンプル出荷、量産を開始する。当初月産3万個/月。サンプル価格は6千円/個。
新製品は、従来の圧電スピーカに比べて低音域の出力を強化し、より広い音域の出力を実現した。これは、独自の積層技術と素材技術によって、薄型の高変位の圧電素子を開発したことで達成したもの。
今回サンプル出荷を開始するのは30×30×0.49mmサイズ。レーザー照射技術により、圧電シートに導通経路となる孔を開け、層間接続する工法を採用した。スルーホールにより内部電極接続が可能となり端部電極が不要。
層間のスルーホール接続による薄型化とともに、独自のPZT材料を採用することで高変位を実現し、90デシベルの高音圧を達成した。
さらに周波数設計の最適化を行い、ピエゾ方式の問題である周波数特性のうねりを抑制した。
また、24V以下の低電圧でも高い音圧を得ることができる。
新製品は、薄さを特徴としており、設置スペースを限定することなく取り付けることができ、しかもフレキシブルな形状のため、多くのものを振動させ音を出すことができる。
タブレット、パソコンなどのスピーカ、サラウンドシステムのポジショニングスピーカなどに適する。
同社では、今回の一般グレード品に加え、19年度中には使用周波数が400―2万Hzのワイドレンジのスピーカとサウンドのポジションを自在に設計できるサウンドポジショニングのスピーカ(使用周波数1千―2万Hz)のサンプル出荷を予定している。
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