190510_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月10日 |
190510_02 |
日本電波工業 |
受動部品 |
発振子・共振子、振動子 |
一般産業用 |
放射線体制に優れ信頼性を保証した宇宙分野向け水晶発振器
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日本電波の宇宙用電子機器向け 高信頼性水晶発振器 |
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日本電波工業は、宇宙関連機器分野での高信頼性水晶発振器(XO)の開発に注力している。新たに、人工衛星やロケットなどへ搭載する宇宙用電子機器用途として、打ち上げ時の過酷な振動や衝撃に耐え、宇宙空間の放射線に対して高い耐性を持つXOを開発し、受注を開始した。
同社は、宇宙開発用水晶振動子で78年にNASDA(現JAXA)認定を取得以降、国内唯一の認定水晶メーカーとして宇宙産業の発展に向け製品を供給している。宇宙開発から利用へと宇宙ビジネスが広がりを見せる中、新規参入事業者の増加も見込まれ、また、従来のユーザーからは国産メーカーによる関連XO供給に期待がかかっていた。
これらに応えるため、同社が培ってきた高品質高信頼性水晶振動子の設計・製造ノウハウと、産業用途向け高信頼性製品の回路設計技術を用いて、宇宙用高信頼性XOを開発した。
パッケージにダブルシール構造を採用してすることで信頼性を向上させたほか、宇宙用電子機器に要求される信頼性を保証するために、MIL規格認定部品または同等のスクリーニングを実施した高信頼性部品を採用。
生産においては徹底した工程管理と全数で特性確認を行い、品質検査ではMIL―STD―883(アメリカ軍が調達する電子部品に適用される試験方法を定めた規格)に準拠した品質確認試験(JAXA規格)を実施している。これにより、JAXA―QTS―2020宇宙開発用信頼性保証混成集積回路共通仕様書に適合、JAXAの認定を取得した。
サイズは、15.8mm角×3.5mm。
今後は新製品の海外市場への供給を含め、引き続き宇宙ビジネスの発展のために高信頼性製品の開発を継続していく。
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