190509_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
5月9日 |
190509_03 |
ケル |
接続部品 |
コネクタ・プラグ・ジャック・ソケット |
一般産業用 |
5.08mmピッチ・ケーブル2本圧着可能コネクタ「FTCシリーズ」のケーブル中継タイプ
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ケルの圧着コネクタ「FTCシリーズ」 |
ケルは、戦略製品である圧着コネクタのラインアップを拡充する。販売中の5.08ミリピッチ・ケーブル2本圧着可能コネクタ「FTCシリーズ」のバリエーション展開として、「ケーブル中継タイプ(FTC12/プラグ側)」を販売開始する。
圧着コネクタは、同社が注力している品種の一つ。これまでドロワータイプ、ロック付きタイプ(ともにケーブル側コネクタ)を販売してきたが、今回、新たにケーブル中継タイプ(プラグ側)を追加した。さらに、ケーブル側コネクタ・ロック付きタイプ(FTC02)および基板側コネクタ・ライトアングルタイプ(FTC11)の6極と20極のバリエーションも追加した。
FTCシリーズの最大の特徴は、一つのコンタクトにケーブルを2本圧着可能なこと。極数を減らして、コネクタのサイズダウンが可能。コネクタ間で電源渡しが容易になるため、これまで基板経由で電源を渡していた部分や、端子台を使って電源を分岐させていた部分についてシンプルな構造での対応が可能となる。
特に、端子台で電源を分岐していた場合、端子台が不要となり部品コスト軽減に貢献。機器内の使用基板枚数の削減も期待できる。
適合ケーブルは、AWG#14/16/18/20。ケーブルサイズに合わせ、圧着コンタクトを3種類用意。ケーブル1本圧着および2本圧着に対応できる。コンタクトはハウジングの任意の箇所に装着できる。
同社ではさらに今後の展開として、基板側コネクタのストレートタイプを8月に発売する予定。6/12/20極以外の極数展開や、圧着コンタクトの低価格タイプ(金めっき厚0.1μm品)も開発中。
圧着コネクタのバリエーションを充実させ、さらに独自のケーブル2本圧着によって、これまで使用されていなかった機器や市場への展開を見込む。
FTCシリーズの主な特徴は、一つのコンタクトにケーブル2本が圧着できる。ケーブルを2本圧着させることで省スペース化、コネクタ間の電源渡しが可能になる。嵌合誤差XY方向に±3mm吸収する誘い込み形状を搭載。
ケーブル側コネクタのねじ止め部分の可動で、嵌合後もXY方向に±0.7mm吸収できる(FTC01)。有効嵌合長3mmの高信頼設計。挟み込み2点接触構造によりコンタクトの座屈を防ぎ、安定した接触力で信頼性を向上させた。
主な仕様は、定格電流はAWG#14/16は1端子につき8.5A MAX(1端子通電時16A可)、AWG#18は同7.5A MAX(同15A可)、AWG#20は同7.0A MAX(同14A可)。耐電圧AC2200V、1分間。挿抜耐久性500回。使用温度範囲−55―+105度。圧着部引っ張り強度はAWG#14/16が190N以上、AWG#18が120N以上、AWG#20が75N以上。
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