電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
4月25日 190425_01 スミダコーポレーション 受動部品 インダクタ・トランス 自動車機器用

低直流抵抗、高効率型と大電流型相次ぎ量産開始


スミダコーポレーションの
パワーインダクタ

 スミダコーポレーションは、パワーインダクタの製品ラインアップを拡充している。新たに低直流抵抗(DCR)で高効率の「CDB80D62B」、大電流、低DCRを特徴とする「CDPH79D72」を相次いで開発し量産を開始した。

 CDB80D62Bは、大電流インダクタ。ほかのCDBシリーズと同様に、SMDタイプで閉磁構造を持つ低損失のフェライトコアで構成され、0.47mΩと低DCRで高効率化を図った製品。

 フェライトドラムコア構造で、サイズが22.2×8.2×6.6mm。インダクタンスは0.23μH。動作温度範囲は、−40―+125度(コイル自己発熱を含む)。

 マルチフェーズおよびVcore用のレギュレータをはじめ、サーバーやデスクトップなどの電圧調節モジュール、中央演算処理装置、グラフィック処理装置、特定用途向け集積回路、グラフィックカードやバッテリパワーシステムなど、特に情報機器分野に適する。

 一方、CDPH79D72は、大電流、低DCRを特徴としたパワーインダクタとして開発された。

 コアは、バーコア(Mn系)とPOTコア(Ni系)の異種金属で構成されたフェライトドラムコア構造で、大電流化と漏えい磁束の低減に寄与する。

 サイズは8.8×8.2×7.5mm。インダクタンスは2.2μH(DCR4.6mΩ)と6.8μH(同22.5mΩ)。動作温度範囲は−40―+125度(コイル自己発熱を含む)。

 主な用途は、DC―DCコンバータのチョークフィルタやDC―DCコンバータの入力部のフィルタ、シングルおよびマルチフェーズのDC―DCコンバータのインダクタとして使用できる。


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