190329_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月29日 |
190329_01 |
アルプスアルパイン |
半導体素子 |
半導体センサー |
一般民生用 |
業界最小サイズで耐衝撃性を向上させた高分解能且つ高リニアリティフォースセンサー
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アルプスアルパインのフォースセンサー |
アルプスアルパインは28日、フォースセンサー「HSFPARシリーズ」に、耐衝撃性を向上した「HSFPAR004A」をラインアップし、3月から量産を開始したと発表した。業界最小、高分解能かつ高リニアリティを維持しつつ、耐衝撃性を大幅に向上させた。
昨今、学校の授業や会社での会議など幅広いシーンで電子黒板やタブレットなどが利用されるようになり、これまでクリエイティブ用途で用いられることが多かったペン型入力機器(スタイラスペン)の需要が増加傾向にある。
スタイラスペンには、ペン先の軌道を捉えるとともに、筆圧に応じた描画の太さを再現するフォースセンサーが搭載される。同社は、これまで業界最小クラスのフォースセンサー「HSFPARシリーズ」を量産・販売し、高分解能かつ高リニアリティが評価されてきた。一方で、ペン落下時の衝撃でセンサー部(押し子)が破損するケースが報告されていた。
同社は、この課題に対応した「HSFPAE004A」を新たに開発、3月から量産開始した。同製品は、押し子の直径を従来の0.20mmから0.40mmに拡大したほか、衝撃を分散する端面形状として従来品より優れた耐衝撃性を実現。ペン落下時のセンサー破損リスクを低減する。
2.00×1.60×0.66mmの業界最小サイズをはじめ、高感度、高分解能、高リニアリティなど従来品の特徴と性能を確保。セットの設計自由度を損なうことなく、滑らかな筆圧表現と、耐衝撃性向上を実現した。
ゼロストローク(0.01N)レベルの小さな応力から検出できるため、産業用機器への応用も可能。ロボットアームのつかみ部に搭載し細かな握力調整を実現するなどが可能。
主な特徴は、2%FS以下の高いリニアリティ。耐久100万回以上の長寿命。荷重分散形状を採用した優れた耐衝撃性。ゼロストロークレベルの小さな応力から検出できる。外部の磁場や電場の影響を受けない構造となっている。
主な用途は、スタイラスペンなどの各種インプットデバイス、ロボットアームつかみ部における加圧バランスの調整、各種産業機器。
サンプル価格は420円。生産は長岡工場(新潟県長岡市)で、月産10万個を計画する。
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