190326_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月26日 |
190326_01 |
スミダコーポレーション |
受動部品 |
インダクタ・トランス |
自動車機器用 |
150度対応の2in1型インダクタを量産
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スミダコーポレーションの 2in1インダクタ 「CDRCH12D78BT150」 |
スミダコーポレーションは、車載向けインダクタの製品ラインアップを拡充している。特に高温度における信頼性要求が強まっていることに対応。新たに2in1高温インダクタ「CDRCH12D78BT150」を開発。量産を開始した。
新製品は、LEDヘッドライトをはじめ、DC―DCコンバータ、1対1トランスなどに使用する車載向け電源回路用の高温対応2in1インダクタ。高性能フェライト材質によるフェライトドラムコア構造の閉磁型。
12.5ミリ角×8mmと小型で、インダクタンス4.7μ―470μHをカバーする。使用温度範囲は、−40―+150度(コイル自己発熱を含む)で、車載信頼性基準であるAEC―Q200に準拠。環境負荷はRoHS対応。
同社はここ数年、製造、販売、技術面において、グローバル規模で設備投資を継続して体制を強化してきた。
製造面では、中国の吉安工場の第2期工事を完了。4年間で従業員数3千人体制でのフル操業を実現。車載関連の最大製造拠点に成長した。また、欧米では、メキシコ、ルーマニア、スロベニアの工場を拡張した。
販売体制では、インドに販売拠点としてスミダ・エレクトリック(インディア)を設立。自動車、インダストリ分野を中心に受注活動を開始した。
独に新しい研究棟
技術面としては、ドイツに新たな研究棟を建設。欧州の車載関連の製品開発拠点としての機能を拡充した。
さらに事業体制の強化地域としてきた米国では、M&Aによってデトロイトに本社を置くポンティアックコイル社を傘下にした。
19年度(1―12月)は、連結売上高として1千億円台に乗せる。製販技の三位一体で事業体制を強化してきたことを成果に結び付けける。特に18年度に用途別売上比率が63.2%だった車載向けについては、引き続き電装化率の上昇、xEV化、自動運転などの動きを踏まえ、新製品開発を継続して売上げ拡大を目指す。
19年度も98億円の設備投資を計画。多くの新製品を市場に投入していくとしており、新製品対応への投資比率が全体の42%を占めるという。
また、増産対応の比率は23.5%を占める見通しで、引き続き生産体制を強化・拡充することになる。
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