IC向けに最適設計が可能な絶縁型フライバックトランス

スミダコーポレーションの フライバックトランス

　スミダコーポレーションは、アナログデバイセス（ＡＤＩ）社製ＩＣのＬＴ８３０４―１向けに最適設計された絶縁型フライバックトランスを開発した。産業機器、自動車、医療機器、電気通信などの電源用として、量産を開始した。

　新製品のＣＥＦＤ２０１０（０３９９―Ｔ２０８）、およびＣＥＰ１３１１Ｅ（１０３８０―Ｔ０３０）は、ＬＴ８３０４―１のリファレンスデザインとして利用できる。信頼性に優れ、使いやすく、高電圧で絶縁された製品で、高出力電圧アプリケーション用に最適設計されており、最大１千Ｖの出力が供給可能なフォトカプラレスに対応する絶縁型フライバックトランス。

　０３９９―Ｔ２０８絶縁型フライバックコンバータ４―２８Ｖ入力、１千Ｖ／１５ｍＡ出力用リファレンスデザインと、１０３８０―Ｔ０３０絶縁型フライバックコンバータ４―１８Ｖ入力、１０ｍＡ出力用リファレンスデザイン。

　サイズは、０３９９―Ｔ２０８が２１ミリ角×１１.８ｍｍ、１０３８０―Ｔ０３０が１３.８×１５.５×１２.８ｍｍ。

　ＲｏＨＳ、ＲＥＡＣＨに準拠。実装端子は厚み８μｍ以上のスズめっき処理を施しており、リフロー（耐熱温度２６０度）に対応する。耐湿性の規格はＭＳＬ１（３０度以下／湿度８５％で無制限）。動作保証温度範囲は−４０―＋１２５度（使用環境温度と製品の自己発熱を含む）。

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