181022_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
10月22日 |
181022_01 |
ウエスタンデジタル |
半導体集積回路 |
メモリー |
自動車機器用 |
3D TLC NANDを採用したUFS組込フラッシュドライブ
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「iNAND AT EU312」車載用 UFS組み込みフラッシュドライブ [引用:ウエスタンデジタル] |
米ウエスタンデジタル(WD)は18日、世界初の3D TLC NAND採用車載用UFS組み込みフラッシュドライブ「iNAND AT EU312」を発表した。18年第4四半期(10―12月)半ばに、まずは日本で出荷を開始する。
コネクテッドカーとして進化を遂げる車は、ADAS(先進運転支援システム)やデジタルクラスタ、3D高精細地図などのアプリケーションにより、膨大なデータが生成・解析され、これをサポートするために高速で信頼性の高い大容量ストレージ製品が求められるようになっている。
WDでは、従来のHDDに代わって、15年以降はフラッシュメモリーベースのeMMCをメーンに展開してきたが、さらに厳しくなる要件に対応するとして、1年半ほど前から新製品を準備してきた。
東京都内で会見した組み込みソリューション事業シニアディレクターのオデッド・サギー氏は、「新製品はブートの高速化や自動運転など次世代の最先端アプリケーションに求められる、より大容量のリアルタイムデータ処理を実現する。データストレージが未来の車の可能性を拡大する」と述べた。
高速メモリー規格UFS2.1に準拠し、メモリーセルを垂直方向に積み上げ、大容量、高性能化を実現する3D NANDを車載用として初めて採用した。今回は64層TLC(3 ビット /セル)を使用しており、記憶容量は最大256ギガバイト と現行eMMCの4倍。性能も最大で2.5倍向上し、書き込み最大550メガバイト /秒、読み取り最大800メガバイト /秒を達成している。
車載用電子部品信頼性規格AEC―Q100グレード2(動作温度範囲−40−+105度)/グレード3(−40−+85度)に対応。低不良率の製造フローや垂直統合でのサポートにより、高品質・高信頼性への期待にも応えるという。WDの新ストレージソリューションは20―21年頃発売の量産車に搭載される見通しだ。
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