ブルートゥース５に対応した無線通信モジュール「EYSKBNZWB」「EYSLSNZWW」

ブルートゥース5対応 無線通信モジュール「EYSKBNZWB」 [引用:太陽誘電株式会社]

　太陽誘電は、無線通信モジュールの製品ラインアップを拡充している。ブルートゥース５に対応した無線通信モジュール「ＥＹＳＫＢＮＺＷＢ」（１５.４×１０×２ミリメートルサイズ）、「ＥＹＳＬＳＮＺＷＷ」（３.２５×８.５５×１ミリメートルサイズ）を商品化した。これらの商品は、ウエアラブル端末やヘルスケア機器、物流端末など小型・薄型化が求められるＩｏＴ関連機器に最適な商品。太陽誘電テクノソリューションズ（群馬県高崎市）で量産。サンプル価格は、いずれの商品も３千円／個。

　今回商品化したＥＹＳＫＢＮＺＷＢは、ブルートゥース５で新たに追加されたロングレンジ機能に対応。この機能は、長距離や電波がつながりにくい環境で、無線通信の接続性を向上させ、通信距離を延ばすことができる。

　また、ＥＹＳＬＳＮＺＷＷは、独自のシールドモールド技術を活用し、同社従来品「ＥＹＳＬＣＮＺＷＷ」（９.６×１２.９×２ミリメートルサイズ）から体積比で９割近くの小型化を実現した。

　ＩｏＴ関連機器は、センサーネットワークなどをはじめ、極めて低消費電力で稼働することが求められている。また、多種多様な用途やサイズ、環境で使用されるため、搭載される無線モジュールも多様なラインアップが求められている。機器の多くには、低消費電力な無線通信規格としてブルートゥースが採用されている。

　最新バージョンのブルートゥース５は、ブルートゥースＶ４.２の低消費電力という特徴をそのままに、通信速度を２倍に、あるいは通信範囲を４倍まで拡大できるなど、様々なニーズに対応できる新たな機能が搭載された。

　これまで同社は、ブルートゥース５に対応した無線通信モジュールを商品化してきた。今回、新たに無線通信モジュールのＥＹＳＫＢＮＺＷＢ、およびＥＹＳＬＳＮＺＷＷをそれぞれ商品化。これにより、サイズや機能などのラインアップを拡大し、ユーザーの開発する機器に最適な無線通信モジュールを提案できる。

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