180810_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月10日 |
180810_01 |
東芝デバイス&ストレージ |
半導体集積回路 |
マイコン・DSP |
一般産業用 |
民政・産業機器向けに開発されたArm「M3」コア搭載のマイコン
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マイコンTXZファミリー「M3Hグループ」 |
東芝デバイス&ストレージは、民生・産業機器向けに開発したArm Cortex―Mコア搭載マイコンTXZファミリーのラインアップに「M3Hグループ」を加え、量産を開始した。
M3Hグループは、スタンダードな「M3Hグループ(1)」と、パッケージラインアップとメモリー容量を拡張した高速対応(80MHz)の「M3Hグループ(2)」を取りそろえた。両グループ合わせて、最小32ピンから最大144ピンまで13種のパッケージ、および32キロ バイト から最大512キロバイトのフラッシュメモリー内蔵、と豊富なラインアップ。
M3Hグループは、モーター制御や民生機器・産業機器分野からの多様な要求に応えるため、グローバルスタンダードのArm Cortex―M3コアを採用し、動作周波数はM3Hグループ(1)を40MHz(max.)、M3Hグループ(2)を80MHz(max.)としている。
また、1.5マイクロ秒で変換可能な12 ビット ADコンバータ(最大21ch)や8 ビット DAコンバータ(2ch)などの高精度アナログ回路に加えて、M3Hグループ(2)では、ブラシレスDCモーターなどのモーター・インバータ制御に適した独自のモーター制御回路「A―PMD」を搭載。これにより、UART、2IC、TSPI、タイマーなど汎用性の高い周辺回路を搭載しながら、低消費電力と高機能の両立を図っている。高機能家電製品やOA機器などの大規模システムにも対応する。
さらに、ADコンバータの基準電圧を確認する自己診断機能、メモリーの読み出しごとに誤りを検出するRAMパリティ機能やCRC計算回路を内蔵し、自己診断機能におけるソフトウエア処理の負荷を軽減する。
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