180711_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月11日 |
180711_02 |
LGイノテック |
半導体素子 |
光半導体 |
一般産業用 |
太陽光よりも植物が良く育つ生長用LED
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LGイノテックの植物生長用LED [引用:LGイノテック] |
韓国LGイノテックは、太陽光よりも植物が良く育つ光源である「植物の生長用LED」製品のフルラインアップを構築し、グローバル市場の攻略に本格的に乗り出す。
同社は、光の波長と消費電力によって最適化した30種類の植物の生長用LEDパッケージを確保する。可視光線から紫外線波長を放出するLEDまで、フルスペクトル製品のラインアップをそろえた。
植物の生長用LEDは特定波長の光を放ち、植物の成長速度を制御して栄養成分の含有量を増加させることができる先端半導体の光源。光の波長によって光合成、開花などの生理的な反応が異なる特性を考慮して開発された。同社の植物の生長用LEDを活用することで、作物の商品性を向上させることができるという。
同社の380ナノメートル波長UV―A LEDは、アントシアニン、ルテインなどの抗酸化作用の働きをするフィトケミカル(植物性化学成分)の含有量を増加させるのに活用することができる。紫色の光を放つ405ナノメートルLEDは植物の葉を厚くし、色を鮮やかにさせる。730ナノメートルLEDは作物の糖度や高麗人参のサポニンなど、特定成分の含有量を増加させる。
加えて、同社の植物の生長用LEDは、スマートな温室や植物工場に適用して生産性を高めることも可能。450ナノメートルや660ナノメートル波長LEDで、天気などの環境変化に関係なく光合成を促進でき、生育期間の短縮化に貢献する。
同LEDは、環境に優しいオーガニック農作物栽培にも適している。530ナノメートルLEDの光はカビの発生を抑える機能を発揮する。病害虫が嫌がる波長である615ナノメートル製品で害虫の接近を防ぐこともできる。
同社は、幅広い製品のラインアップや内在化された技術を基に市場の攻略をスピードアップさせる方針。紫外線から可視光線の領域まで植物の生長用LEDを独自開発・生産しており、今後、作物の種類と照明の位置、必要な機能などに応じて最適化された植物の生長用LEDの提供を強化していく。欧州と北米、アジアの照明およびモジュール企業を対象にプロモーションを拡大展開する。
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