180705_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月5日 |
180705_01 |
ローム |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
一般産業用 |
業界最高の低ノイズを実現したCMOSオペアンプ
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10月に量産を開始する 業界最高の低ノイズ CMOSオペアンプ [引用:ローム株式会社] |
ロームは高付加価値CMOSオペアンプの第1弾として業界最高の低ノイズ品を開発し、6月からサンプル出荷を始め、10月に月産能力50万個で量産を開始する。サンプル価格500円/個。前工程ローム浜松、後工程タイ工場。ネット商社によるインターネット販売も始めた。
差動入力段のMOSトランジスタサイズを大きくし、チャネル抵抗を下げ、新たな位相回路を追加。これらにより、入力換算雑音電圧密度(ノイズ性能)で、これまでの最高の低ノイズ市場流通品の約半分の1kHz時2.9nV/ √Hz(√にHz) 、10Hz時7.8nV/ √Hz(√にHz) を実現。オペアンプの誤差となる入力オフセット電圧を従来の約4分の1の450μV、入力バイアス電流も同2分の1の0.5pAに極小化し、微小信号の高精度増幅を可能にした。微小信号を扱う光センサーやソナー、HDDの加速度センサーなど高精度センシングを必要とする産業機器向け、民生機器向けの需要に応える。パッケージはSSOP5(2.9×2.8×1.25ミリメートル)。
今後、低消費電流、低オフセット電圧、高速応答性で業界最高性能の高付加価値CMOSオペアンプをラインアップ。高付加価値バイポーラオペアンプと合わせて、高付加価値オペアンプ市場で10%のシェア獲得を目指す。
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