171017_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
10月17日 |
171017_01 |
スミダコーポレーション |
受動部品 |
インダクタ・トランス |
一般産業用 |
出すとコアを使用した大電流対応のパワーインダクタ「CDEIR10D48ME」
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スミダコーポレーションの 大電流インダクタ 「CDEIR10D48ME」
[引用:スミダコーポレーション株式会社] |
スミダコーポレーションはダストコアを使用した大電流対応のパワーインダクタ「CDEIR10D48ME」を開発した。情報通信機器や産業機器をはじめとする電源の大電流化に対応した製品。既にサンプル出荷を開始し、生産を立ち上げている。
パワーインダクタはコア材質にフェライトを使用するのが一般的だが、新製品は大電流対応を実現するためにダストコアを使用した。ダストコアは強磁性体を微細な粉末に加工し、その表面を絶縁被膜で覆い、圧縮して固めた圧粉磁心。
同社では、大電流に適したダストコア材質を選定。漏えい磁束が小さく、しかも飽和磁束密度が大きいために直流重畳の飽和が大きく取れる。また、温度に対する安定性が良好なため小型、低背で軽量なインダクタの設計が可能。
新製品はサイズが11×10.3×5ミリメートルと小型、低背で、しかも製品重量が2.7グラムと軽量。インダクタンスは4.7μH。直流抵抗は11mΩ。直流重畳許容電流は15A。動作温度範囲は−40―+125度(コイル自己発熱を含む)。
サーバーをはじめとする情報通信機器などでは、分散型電源の設計が定着化し、DC―DCコンバータを負荷別に電力を供給するPOLコンバータとしての需要が伸びている。POLコンバータは、小型で大電流化を要求する分野が広がっている。
また、産業機器分野では大電流電源や分散型電源の大電流DC―DCコンバータの需要も増えている。
同社ではコンシューマ機器から産業、情報通信、さらには自動車まで、用途に適したパワーインダクタを開発、販売している。
今回の新製品は、DC―DCコンバータの大電流化に対応してダストコアを使用したのが大きな特徴。
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